息子の声が聞こえる
三ヶ月前、2歳8ヶ月の息子を亡くしました。息子は滑脳症という先天性の脳形成不全の為に重度心身障害児として生まれて来した。話すことも、口から食べることも、歩くことも出来ません。それでも感情は豊かで、よく笑顔を見せ、時には「あ〜」「う〜」とおしゃべりもしていました。目でも多くのことを語りかけていたように思います。そんな息子が気管切開をし、完全に声を出せなくなり、そして長い闘病生活の中で亡くなってしまいました。私はさまざまな罪悪感に捕らわれました。助けてあげられなったこと、長生きさせてあげられなかったこと、健康に生んであげられなかったこと。一人で逝かせてしまったこと。そしてもう二度と会えない、抱けないことの寂しさや、切なさ・・・。苦しかった・・・。この本はそんな私の心の中を知っているかのように、それらの感情の痛みを和らげてくれる言葉を綴っています。それはまるで私のことを心配した息子が天国から語りかけてくれているようでした。 息子は自分の命のあり方を十分理解していたんだ、決して不幸ではなかったんだ、死は悲しいだけのものではなかったんだ、きっと、息子は今幸せなんだと思わせてくれる一冊です。悲しみは永遠に癒されることがなくても、せめて軽くはなるのではないでしょうか。この本を読んで多くの人がそれぞれのお子さんの声に心を傾けられる一冊です。
救われました
とても温かい絵本です。 最愛の我が子を亡くしバラバラの心のときにこの本に出会いました。 描かれているような天国であの子が元気にしているのなら・・。 そしていつかまたあの子と廻りあえるなら・・。 生きていく勇気が湧いてくると思います。
思いどおりの天国の世界
「ママ、きこえる? ぼくだよ。 みんな げんき? ぼくは げんきだよ!」 亡くなった子供が天国からママに呼びかけてきます。 どうして亡くなったのか? 天国の素晴らしさ。 愛することの意味。 生まれ変わること。 いのちについて。葉祥明さんの優しい絵もとても素敵です。子供を亡くされて落ち込んでいるママさんパパさん。亡くなったあの子は天国で元気にしていますよ! そして生まれ変わってくるかもしれません。死を絶望・消滅ととらえるのではなく、命の永遠性を素敵な絵本として描いています。ぜひ読んでみてください。
優しい光
私は大切な我が子を亡くしました。「ごめんね」という気持ちしかなく あの子が生きていた時間の幸せさを忘れていました。 でもこの本を読んで、今あの子がきっと幸せにしていてくれる事、 私がいつか死んだときは、またあの子に会えるんだという事、 そしてその時「パパ、ママ頑張ったね」って言ってもらう為に 今を精一杯生きなければならない事を考えさせられました。 私はあの子の母親になれて幸せです。そう思わせてくれた一冊です。
心の支えです
生後2ヶ月で我が子を亡くした私にとって、この本との出会いによってずいぶんと助けられました。闘病生活の後、 天使になったその後がとても優しいタッチで書かれています。自分の息子におきかえて、涙が止まりませんでした。 ママ僕を生んでくれてありがとう!というところなんて、 辛い思いをさせてしまってごめんねという気持ちが強かったので、もし本当にそう言ってもらえるならと気持ちが救われます。生きていくことの大切さと、優しさ力強さを教えてくれる本です。
佼成出版社
悲しみがやさしくなるとき―子どもを亡くしたあなたへ 再び会う日のために (Words & verse) 誕生死 宇宙からの声 ともに生きる―たとえ産声をあげなくとも
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